月曜と火曜のたった一つの違い
朝から病院でした、ようやく帰宅です。なべ乃です。どうして病院ってあんなに待ち時間長いんですかね…はぁ…。だいぶ慣れてきたつもりでしたが、やっぱり疲れますね。
病院へ行く前に急いで書いていた下書きが消えてガックリきてますが、仕方がない。思い出しながら書き直そうと思います。
以前、次は高血糖について書きたいといいましたが、今回はとっても良いデータが取れたので別のことを述べます。ごめんなさい。でも比較する意味のある血糖データがとれたので、とれたてデータを早く見せたくてうずうずしちゃったので！なべ乃は理系人間なので、たとえ自分の身体だとしても面白い実験ができるのは楽しいのですよ(*｀艸´)ｳｼｼｼ
月曜日と火曜日の血糖データより問題
さて問題です。ここに2つのグラフがあります。どちらも前日の夜23時頃にラーメンやおにぎりを食べました。2日とも日中に激しい運動をすることもなく、デスクワークをしていました。ほぼ同じようなリズムで生活し変わったことはしていません。それでは何が原因で平均グルコース値（≒血糖値）に大きな差ができたのでしょうか？ 原因はたった一つの違い。さてなんでしょう？
（ヒント：私、なべ乃は一型糖尿病です）
わかりましたか？ 回答解説です。
たった一つの違い、インスリン注射の有無です。
①は前日の夜、呑み足りなかった私は夕食後、コンビニでお酒とつまみ（ベビースターラーメン）やおにぎりを買って23時ごろ食べました。この日はお酒を飲んだことで忘れていたのです、インスリン注射を接種することを。その結果、夕方おやつを食べた時にインスリンを打つまで血糖値は基準値である180mg/dLより高い値のままでした。
②は同じく前日の23時ごろ、小腹が減ってラーメンを食べました。（ファミマの焼きラーメンです!! コンビンにラーメンのクオリティには目を見張るものがありますよね♪）しかしこの日はしっかりとインスリン注射を打ちました。結果、朝の6時ごろには基準ゾーンに収まっています。
もう一点注目！！
②の火曜日は体調が悪かったため、夜まで何も食べていません。にもかかわらず、基準の範囲内とはいえ血糖値が上がり下がりしているのがわかります。何も食べなくても、運動をしなくても、血糖値が変化していることがわかります。
血糖値は食べものや過度な負荷の運動でなくても、気持ちで変化します。②の火曜日は昼頃、突然体調が悪くなり不快感を感じていました。不機嫌だったということです。なので実際に昼頃に向かって緩やかに上昇し、夜に向かって緩やかに減少しています。怒ったり泣いたり、感情が高ぶると血糖値は上がります。穏やかに生きることが人間関係にも、血糖値にも良い影響を与えます（笑）
インスリン注射って人にもよるだろうけど、私は痛い。。
感情の持ち方や食後の適度な運動で、少しなら血糖値をコントロールできます。が、二型糖尿病と違って、すい臓さんのインスリン工場が壊れてしまっている一型糖尿病にとってはインスリン注射は欠かせません。こればっかりは避けようがありません。
私、痛いの大嫌いです。さらに言えば病院も大嫌いでした。幼子のころ、病院で予防接種や採血となると逃走して母親を困らせました。受験年ではない限り、インフルエンザの予防接種なんて絶対にしませんでした。
今は、忘れない限り食事のたびにインスリン注射を打ち、寝る前にもインスリン注射を打ち、数か月に一度は必ず病院に通院し血液検査しています。別に痛いのが平気になったわけでも、病院が嫌いでなくなったわけでもありません。今年もインフルエンザの予防接種は受けていないし、採血中は腕から思いっきり目をそらしてます。
インスリン注射だって痛いです。私は脇腹に刺していますが、時々痛覚にぴったりストライクします（泣）血がしばらく出てることも、紫青く内出血になることも多いです。それでも打たない限り血糖値は下がってくれないので、、お酒は我慢できなくてもこればかりはグッと耐えるしかないところです。
インスリン治療をしている方へ
自分の身体に針を刺す、、最初のころはすごく覚悟が必要だった思います。私は治療を続けて（およそ2年）、慣れた今でも時々針先を見ると怖くなります。毎日、当たり前のように打てるようになった人もいるかもしれません。
自分を含めて皆さんに言いたい、「よく頑張ってるね、えらいぞ」と。しなくちゃいけない当たり前ことだから忘れがちですが、血糖値に合わせて注射を打つって本当に大変なことです。毎日毎日、他の方は気にしなくてよいことをちゃんと気にして、病気に向き合っているのだから相当な努力家ですよ。
私はわかります。みんな本当に頑張っていると。ここに一人、あなたが頑張っていると認める人間がいることを覚えておいてください。
この言葉が誰かの救いになりますように。
一型糖尿病、なべ乃でしたx
