糖尿病ですが、食事制限は必要ありません。
こんばんわ、なべ乃です。
昨日に引き続き、1型糖尿病の基本的な情報記事
今日は第2弾:何でも食べて良いんだよ!編です。
第1弾:糖尿病とは何ぞや?編はこちら↓↓
糖尿病だけど、食事制限は不要
1型糖尿病は治らない。
昨日の記事でも書いていますが、
1型糖尿病はすい臓のインスリン工場が破壊されることで発症します。
つまり
食事制限をしたり運動をしてインスリン工場の負担を減らしてあげても、
一度壊れてしまったインスリン工場は二度と動いてくれないのです。
これが2型糖尿病と治療方針が大きく異なる理由です。
1型糖尿病は何でも食べていい。
上記の理由から、食事制限も運動も必要ありません。
家事程度しか動かないし、食事も何でも食べています。
おやつもジュースも好きに食べて良いんです。
私は大好きなラーメンも我慢しなくて良いんです!!!
(もちろん健康的な食生活が身体に良いのは言わずもがな)
ただしインスリン注射が必須
注射しないと血糖値が上がり続ける。
何でも食べられますが、何もしなくて良いことはありません。
血糖値を下げるインスリン工場が壊れている1型糖尿病は、対処しない限り永遠に血糖値が上がり続けます。そして最終的に、昏睡状態の後……
なので
壊れたインスリン工場に代わって、インスリンを注入する必要があります。
健常なら自動で行われる工場の機能を、外から補うのです。
本来ならば工場が働く食事時にインスリン注射を打ちます。
この時工場の働きをマネで、食事に合わせて計算が必要です。
食事に合わせて計算とは?
食べ物は主に炭水化物・たんぱく質・脂質から成り立っています。
特に炭水化物には糖質が含まれており、血糖値に直結します。
インスリン工場はかなり優秀で、体内に入ってきた糖質量に合わせて適切な量のインスリンを生成して、血糖値を正常に保ってくれます。
そんな工場の代わりにインスリン注射を打つためには、
食事中の糖質量を把握して必要なインスリン量を計算する必要があるのです。
食物中の栄養成分について 詳しくはこちら↓↓
糖質量を把握できるように
1型に限らず、糖尿病患者は少なからず勉強をしています。
私の場合は発症直後に教育入院中にかなり学びました。
まず病気について、食事について、血糖コントロールについて…
食べ物別の糖質量も何となく記憶しましたしね…。
今でも入院中の食事が一つ糖質量の基準になっています。
糖尿病は勉強病とも言われます、
勉強していくことで、血糖値を普通の人レベルに保つことも可能です。
ただ、そう簡単なことではなくて…
一食に含まれる糖質量をキチンと把握しても、
インスリン工場を完ぺきに真似ることは非常に難しいです。
というのも、血糖値=糖質量だけではなくて
食べる順番や食事の間隔、食事内容によっても血糖値が変化するからです。
例えば、
過去記事で書いたパスタは長く緩やかに血糖値を上げ続けます↓↓
またその日の体調や女性だとホルモンバランスも影響したり…
予測しきれない血糖値の変化に四苦八苦している日々です。
完ぺきにコントロールは出来ませんが、何でも食べられます。
「食べてもいいの?」とは聞かれたくない今日この頃x