炭水化物は止められない。

呑み食い大好きな1型糖尿病オタク女の我慢できない日々

リブレな2週間を経て、私が小休憩する理由

ようこそお越しくださいました。

ビール呑んで、ほろ酔なべ乃です(-ω-;)

 

昨日でちょうどリブレ(血糖測定器)センサーの使用2週間が終わりました。リブレという血糖測定機器は今年度から保険対象となった、とっても便利な代物です。一般でも購入可能でダイエットにも役に立つし、もちろん糖尿病患者にとっては救世主といえるモノだと思います。私もかなり助かってはいるのですが、ちょっと困ることもあってリブレ休憩に入りました。

今回はそんなリブレについて、お話したいと思います。

 

リブレって?

リブレ、正式名称はFreeStyle Libreは血糖測定器の一種です。これまでの血糖測定とは全く違う方式を採用しており、血糖測定を必要とする方の負担を大幅に減らした素晴らしい機械なのです!

フリースタイルリブレセンサーFreeStyleLibre

フリースタイルリブレセンサーFreeStyleLibre

 

 

リブレのメリット

昨年度までの血糖測定器は指先に針をパッチンして血を出して、センサーに血を読み込ませることで今の血糖値を測定していました。初期の一型糖尿病の場合は少なくとも1日4回、指先から血を出す必要がありました。指先はボロボロになるし手間はかかるしと、大変面倒なことでした。(これでもかなり簡単に測定可能に進歩したのですが…)

リブレはのとっても良いところは、二の腕にちっちゃなセンサーも貼っているだけで、現在の血糖値がわかることです。

写真は二の腕に貼るリブレセンサーです。(ブレててごめんなさい)手のひらと比較しても結構小さい機械とわかると思います。

以下、箇条書きでメリットをまとめると、

 ・常に血糖値を簡単に計測することができる。

   →測定器を二の腕センサーに近づけるだけ

 ・痛みが少ない。

 ・2週間の間、センサーを腕につけっぱなしで良い。

 ・今後の血糖値傾向がわかる。

    →血糖値を読み取ると、今が上昇中なのか下降中か矢印でわかる

 ・8時間分の血糖データがセンサー内に保存できる。

    →就寝時の血糖値も見ることができる

 ・自動的に1日の血糖値の変動グラフが作成される

 

まあ、どう考えても良いこといっぱいなんですよ。だけど、「リブレって凄いよねー、みんな使うといいよー」だったら、私はこの記事を作成していないわけです。

 

リブレを一時使用停止する理由(ワケ)

なべ乃、肌の白さがウリだそうです。幼いころから「色白は七難隠すよー、なべ乃ちゃんは美人さんになるよぉ」とおばさんたちに言われ続けてきました。結果、肌が白いだけでは美人にはなれませんでした。(平安時代なら美人認定されたかも…)

インドア生活を続けてきた結果、肌は今でも白いです。それで、今でも弱小です。私の肌はリブレに負けてしまうんです。

 

リブレの影響

普通だと影響が出ないと思います。とても快適な機器だと思います。

私の場合も肌が悲惨なことになるだけで…、下の写真をご覧ください。

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グロテスクな写真を失礼しました。これが私のリブレの跡です。

 

どうしようもなくカユイ!

なべ乃、もともと肌は弱いほうです。母によると、小さい頃は蚊に刺されでおたふく風邪のように腫れ、発熱、速攻病院なんてよくあったそうです。大きくなってずいぶんマシになっていましたが、糖尿病になってからは弱体化が進行中です。

以前は大丈夫だった、採血でのアルコール消毒も固定用のテープも真っ赤になったり痒くなったり。(アルコール、呑むのは大丈夫なのにね)リブレの場合、2週間つけっぱなしなので3日目くらいから痒くて痒くて仕方なくなります。

痒くて痒くて、センサーの周りに引っかき傷が絶えません。

 

跡も残るよー( ´Д`)=3

2週間経ちリブレが外れてからは、接着部分のシール跡が痒くて痒くて。結果グロテスクな写真のように炎症になってしまいます。

実はリブレのセンサー、表面的なシールを張り付けているのではなく、センサーの中心に柔らかな針がついています。針はさほど長くなく、血管まで届くことはありません。ではどうやって血糖値を計測するかというと、細胞間のグルコースを計測し血糖値に置き換えているのです。

写真は、リブレセンサーの針を横から見た図。

この針は刺すときはびっくりしますが、柔らかいので刺さってからは周りの細胞の動きに合わせて動くのか、痛みはかなり少ないです(あえて列挙すると、自転車なんかで二の腕が激しく揺れると痛い…っ。私が太ましいだけかもしれませんが…)

私の場合、この針の跡がしばらく残ってしまいます。

2週間前に外したリブレの跡です。

針が刺さっていた中心が、特にくっきり残ってしまっています。ここの箇所も未だに痒くて引っかいてしまい、なかなか皮膚が再生してくれません。リブレセンサーは左右の二の腕に交互につけるよう指示されていますが、両腕とも酷い状況なため、なべ乃はしばらくリブレ休憩に入ることとしました。

 

理解されない虚しさ

リブレが保険導入前の話ですが、昨年度入院した際にお試し利用させてもらっていました。もちろん入院時から痒みと戦っていました。先生に申告してみたものの、『リブレはかなり皮膚に優しい粘着シール』と説明され、痛みがあるのはおかしいと言われたのみで、理解はしてもらえませんでした。あなたは1型糖尿病、治りませんと言われ入院し、精神的に参っているときに追い打ちのように感じてかなり苦しい思いをしました。

私はリブレセンサーそんなに痛くないですが、痛くて取付ができない人も、針を刺すことが怖くて導入できない人もいると思います。私みたいに、センサーのシールでかぶれて痒くてたまらない人もいると思います。病院で働くのは大変だろうとわかりますが、患者さんの心には寄り添ってほしいと切に願った出来事です。

 

 

というわけで、昨日リブレセンサーを外しました。しばらく(2週間くらい)は指先で測定にしようと思っているので細かなグラフの提示ができません。この間に指先での血糖測定や病院での検査項目についてお話できればと思っています。

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

また次回お会いしましょうx